質問って、むずかしいですよね^^;
確かに、質問を辞書で調べると【わからないところや疑わしい点について問いただすこと】って書いてます。
ただ子供の頃は、わからない所を聞くだけで良かったんですが、社会人になるとちょっと雰囲気が変わってきます。
単純に、「わかりません!」って言うと、「なにが?、どこが?」って質問が返ってきます。
質問の仕方1つで、だいたいその人が仕事のできる人か、そうじゃないか、がわかったりします。
質問のやり方にも、いくつかパターンがあります。
この記事では、簡単に仕事ができるように見える質問の方法を紹介していきます。
慣れていけば、【仕事ができるように見える】じゃなくて、【仕事ができる】にかわっていくはずです^^
- 質問ができない人
- 質問すると、質問が返ってくる人
- 仕事の成果をあげたい人
簡単な質問の方法
質問する上で押さえておきたいポイントは、5つです。
- 相手の言うことは、きちんと最後まで聞く
- 自分がわからない所を、メモる
- 5w1hで質問を作る
- 自分の質問に、自分で答える
- 自分の答えを、相手に問う
最初は質問するまでに時間がかかるかも知れませんが、慣れてくると要領よく質問できるようになります^^
早速、具体的なポイントを説明していきます。
相手の言うことは、きちんと最後まで聞く
1番よくないのは、相手が話してる途中に、質問するパターンです。
話してる人にかなり嫌がられます^^;
あとで、わからない所の説明があるかも知れません。
簡単なことですが、意外とまわりにいませんか?
最後まで話しを聞かない人^^
自分がわからない所を、メモる
話を聞いてると、わかならに所がでてきます。
- この単語って、意味なんだろう?
- ここ省略したけど、詳しく知りたいな!
- ちょっと何いってるかわからないや・・・
記憶しようとしても、そんなに覚えられるものじゃありません。
そこに脳のエネルギーを使うのは、もったいないので、単語でいいのでメモしましょう!
質問できなかったとしても、あとから自分で調べることもできます。単語さえあれば、そのときの記憶は引き出されてきます。
【メモの魔力】という書籍が、2019年50万部を超えるベストセラーになりましたが、メモってそれほど大切です。
僕も読みましたが、ここまでメモ魔にならなくても大丈夫だとは思います^^;
5w1hで質問を作る
メモしたわからない箇所に、5w1hで質問を作ってみます。
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(だれが)
- What(なにを)
- Why(なぜ)
- How(どうやって)
質問の基本ですが、基本が1番大切です^^
すべてがあてはまるとは限りませんが、順番に自問自答していきます。
例えば
こんな依頼があったとします。そんなとき疑問に思うことは
When(いつ) | 納期はいつまでだろう? |
---|---|
Where(どこで) | △△を行う場所は、どこでもいいのかな? |
Who(だれが) | 誰がやるのかな? |
What(なにを) | これは聞かなくても良いな |
Why(なぜ) | 〇〇はなぜ重要なんだろう? |
How(どうやって) | △△の具体的な方法はあるのかな? |
自分が疑問に感じることを、5w1hで形にすると、頭を整理することができます
自分の質問に、自分で答える
5w1hで作った質問を、そのまま聞くのはちょっと早いです。
このまま聞いてしまうと、仕事ができるように見えなくなります^^;
まずは、自分なりの答えを埋めます。
相手のことは考えずに、自分なりの答えで大丈夫です。
When (いつ) |
納期はいつまでだろう? | ○月○日がいいな |
---|---|---|
Where (どこで) |
△△を行う場所は、どこでもいいのかな? | Aエリアがやりやすいかな |
Who (だれが) |
誰がやるのかな? | Bさんが適任かな |
What (なにを) |
これは聞かなくても良いな | ー |
Why (なぜ) |
〇〇はなぜ重要なんだろう? | 売上を?%上げるためかな? |
How (どうやって) |
△△の具体的な方法はあるのかな? | ここは自分でもわからないや |
自分の答えを準備することで、主導権をこちらに持ってくることができます。
答えを準備する前と後を比べてみましょう。
Before | After | |
質問① | 納期はいつまでですか? | 納期は、○月○日でいいですか? |
質問② | どこでやればいいですか? | Aエリアでいいですか? |
質問③ | それは誰がするんですか? | Bさんが適任だと思いますが、どうでしょうか? |
質問④ | なんで重要なんですか? | 売上を上げるために、重要なんですか?別の目的があるんですか? |
質問⑤ | 具体的な方法を教えて下さい。 | ← |
ちょっと仕事できる感ありません?^^
あくまで自分の考えなんで、間違ってても問題ありません。
もし違ってれば、修正して終わりです。
自分の意見を加えることで、やる気があるようにも見えるし、ちゃんと考えてくれてる印象を与える効果もあります。
なにより、自分のペースで仕事ができるようになります。
納期や担当をはっきり言うことで、相手のペースになりにくくなります。
○月○日って言われると、「もっと早く!」って言いづらいですよね^^
質問を自問自答することで、自分に主導権を持ってこれて、優位に仕事ができるようになります
自分の答えを、相手に問う
自分で作った答えを、相手に確認するように質問します。
質問① | 納期は、○月○日でどうでしょうか? |
---|---|
質問② | △△を行う場所は、Aエリアでいいですか?別の場所がいいですか? |
質問③ | 担当エリアからみると、Bさんが適任だと思いますが、どうでしょうか? |
質問④ | ◯◯が重要な理由は、売上を上げるためですか?別の理由があれば教えてください。 |
質問⑤ | △△を行う具体的なプランがあれば教えてください。 |
質問された相手も回答しやすくなります。
質問① | Yes、Noで回答できる。Noなら日付を言うだけ。 |
---|---|
質問② | Yes、Noで回答できる。Noなら場所を言うだけ。 |
質問③ | Yes、Noで回答できる。Noなら名前を言うだけ。 |
質問④ | Yes、Noで回答できる。Noなら理由を言うだけ。 |
質問⑤ | 具体的な方法を説明する |
自分も、相手も、時間をとらずに質問のキャッチボールができます
まとめ:質問力で仕事の効率が上がる
質問力を向上させる5つのポイント
- 相手の言うことは、きちんと最後まで聞く
- 自分がわからない所を、メモる
- 5w1hで質問を作る
- 自分の質問に、自分で答える
- 自分の答えを、相手に問う
- 最初はむずかしく感じるかも知れませんが、やってみると意外と簡単です^^
- まずはメモするだけでも、だいぶ変わります
- 質問力をつけて、仕事の効率をあげて、定時に帰りましょう!
- それでは、今日はこの辺でm(_ _)m