この質問には多くの人が【Yes】って答えるんじゃないでしょうか。
僕も自信を持って【Yes】です^^;
- 住宅ローンの支払がある
- 子供はこれから大きくなって、学費がかかる
- 給料はそんなに上がらない
- 毎月、生活するだけで手一杯
- 貯金なし。。
言い出すと、切りがない・・。ふと、
そんなことを考えます。
でも、その答えは簡単です。
- 小学生の頃は、学校の宿題をやり
- 中学生の頃も、学校の宿題をやり
- 高校生の頃は、学校と塾の宿題をやり
- 大学生の頃は、学部の課題をこなしてました
ずっと、先生から出されるものを勉強してただけ。そこそこ良い高校に行き、それなりの大学に行きましたが、そのための勉強でした。
学校では、お金のことは教えてくれません。
家でも、両親からお金のことを教わった記憶はありません。。
社会にでて、初めて自分で稼いだお金をもらい、使う。当時の僕は、お金の大切さ、使い方を知らなかった。
給料をもらったら、何も考えずに全部使ってました。ギャンブルやったり、夜のお店に行ったり、友達と遊んだり。やりたい放題^^;
お金の大切さ、使い方が分かり始めたのは、ここ1,2年です。
そんな後悔があります。
子供には同じ思いはさせたくない、そんな思いがあります。
僕と同じような事を考えてる人に向けて、子供に教えるお金の勉強方法を紹介したいと思います。
お金を勉強する方法
- お金のことを知る
- お金の使い方を学ぶ
- お金の増やし方を教える
わが家には、小学生と中学生の子供がいます。
小学生でも高学年になると、お金を自分でやりくりし始めます。そんな11、12歳位からお金の勉強をスタートさせるのが良いと思ってます。
お年玉も結構な額をもらえますし、1番お金に興味がわき始める年頃^^
お金のことを知るためには絶好のタイミングです。
お金のことを知る
子供から、そんな素朴な質問をされると、ちょっと困りませんか^^;
「お金」をウィキペディアで調べると、「通貨」や「貨幣」ってでてきます。個人的に1番しっくりくる表現は、
お金があれば、何でも欲しいものを得ることができる素晴らしいモノ。
じゃあ、そのお金はどこから来るのか?
- 子供から見ると、親がくれるモノ(お小遣い)
- 親から見ると、労働した対価としてもらうモノ(給料)
子供は苦労してお金を得ることを知りません。
苦労を知らないんで、お金を使うこと、お金が無くなることに抵抗がありません。無くなったら、貰えばいい。そんな感覚です。
小・中学生だと、お金を稼ぐことを体感するのは難しいので、ちょっと後回し。お金が無くなると、何も買えなくなることを先に教えます。
毎月、お小遣い以上のお金は渡さない
自分で欲しいと思ったものは、お小遣いでなんとかする
おねだりされても、強い気持ちで断ります
僕は、ここが甘いので、ついついお金を渡しがち。特別なイベント(お祭りや友達通しのお出かけ)があると、追加のお小遣いをあげちゃいます。
甘やかすのは、将来のためにならないと、心を鬼にしましょう!
子供は、子供なりに、なんとかお小遣いの範囲でやりくりしようとします。お小遣いが足りなくなりそうだと、あの手、この手で、欲しい物を買ってもらおうともします。
そんな事、全てをひっくるめて、お金について、考えることが大切だと思ってます。
お金の使い方を学ぶ
お金の使い方は、3種類あると言われてます。
- 消費:生活するために必要なもの
- 浪費:趣味や自己満足に使ったもの
- 投資:自分の役に立つものに使う
消費、浪費を抑えて、投資にまわすお金の使い方が、お金に苦労しない近道です。ただ、この3つを子供に教えるのは、ちょっと難しいです。
子供の買い物は、基本的に浪費だからです。
浪費は、一般的に無駄遣いと言われてますが、浪費の中にも2つあると思ってます。
- 本当に必要なもの
- ただ、欲しいもの
必要なものは、ずっと使い続けるもの。欲しいものは、衝動的に買ってしまうものです。
うちにも買って1,2回遊んで捨てられるオモチャはいっぱいあります。単にその時欲しかっただけ。逆に必要なものは、壊れるまで使います。
子供が買い物をするときに、「それ本当に必要?」、「すぐ遊ばなくなるんじゃない?」って考えさせるようにしてます。
なんでも買ってあげる習慣が付くと、子供の頃の浪費グセが大人になっても抜けません。(経験則です^^;)
お小遣い帳を付ける
お金の使い方を学ぶ上で、家計簿は役に立ちますよね。それが子供だとお小遣い帳です。お小遣い帳も色々ありますが、そこまで真剣に付けなくても良いと思ってます。
わが家では、お小遣い、お年玉を紙袋に入れていて、そこから出したときに、日付と残金を書くようにしてます。
あといくら残ってるか分かるように^^
ちゃんと書いてないと、勝手に使われるかもよって言ってます。袋の中のお金が減ってくると、すこしセーブする力が働きます。
銀行口座を作る
中・高生になるとお年玉を含めて、手持ちのお金が数万円になります。自分のお金も自分でコントロールしたくなる年頃。
そんなときに自分の銀行口座があると、さらにお金に対する意識が高くなります。小さい頃から親が管理してる通帳はあるかも知れませんが、全部自分で管理する通帳です。
わが家は、楽天銀行(ネットバンク)で通帳を作ることにしました。
いつでも銀行の残高が見れて、いろんな楽天サービスと連携も取れるので、すごく便利。デビッドカードというお店で電子決済ができるキャッシュカードも作れます。
クレジットカードと違って、銀行残高がないと使えないので、使いすぎも心配ありません。カード決済の練習には、もってこいです。
楽天銀行であれば、12歳以上で自分の口座開設ができます。(12歳未満は親が代理で作れます)
お金の増やし方を教える
お金を増やす上で1番大切なことは、資産収入を知ることだと思います。僕は40歳を過ぎるまで、資産収入を真剣に考えてませんでした^^;
今思えば、もったいなかった。若いときから、今の知識があればと、よく思います。
資産収入の中でも、「投資」が最も大切なキーワードです。
子供には、僕らにない時間があります。10年、20年、30年経っても、まだ40代。小さな金額でも、早くから始めるとメリットしかありません。
ただ、お金を増やすことが目的ではなく、こんな世界があるんだと知ることが大切だと思います。
投資の勉強に最適なのが、「楽天証券」です。楽天銀行と楽天証券は連動できるため、お金のやりとりがスムーズで、子供でも分かりやすい。
15歳以上であれば自分の証券口座を作ることができます。(15歳未満は親が代理で作れます)
なにより、100円から投資が可能です。投資の知識がなくても、投資信託なら代理で運用してもらえて、勉強には最適です。
日経平均の急騰・暴落、アメリカ株式市場の値動きなど、これまでまったく気にならなかったニュースが目に止まります。
その影響で、自分株1,000円が900円に下がったり、1,100円に上がったりするので、最初はちょっと衝撃だと思います。
まとめ:子供と一緒にお金の勉強をする
子供と一緒に3ステップでお金の勉強をします
お金の知る
- お金はすぐ無くなるもの
- お金がないと欲しいものが買えないことを教えます
お金の使い方を学ぶ
- 必要なモノと欲しいだけのモノを考えて買い物します
- お小遣い帳を付けると無駄遣いが減ってきます
- 自分の銀行口座を持つと、お金をコントロールする勉強ができます
お金の増やし方を教える
- 資産収入を知ることで、お金の視野が広がります
- 投資を知ることで、お金(経済)に敏感になります
お金の勉強をせずに大人になると、必ず苦労しますので、なるべく早い段階から子供には僕の失敗談を伝えて行きたいと思ってます^^
それでは、今日はこの辺で。m(_ _)m