働き方改革が始まって、会社でも残業の抑制や禁止の声が大きくなってきました。早く帰れること自体は嬉しいことですが、給料が減るのは痛いですよね^^;
経済政策で株価は上がったみたいだけど、実感できるほどじゃない。当然、会社も給料は渋ってきます。人員整理で仕事は増えても、給料は上がらない。
こうなると、別の収入が無いと生活していけなくなります。
勤続年数 | 20年以上 |
---|---|
家族 | 奥さんと子供が3人 |
持ち家 | 住宅ローン真っ最中 |
手取り | 20万円そこそこ |
お小遣い | 月1万円 |
こんなサラリーマンの方、結構いるんじゃないでしょうか。
- そこまで仕事をやめたい訳じゃない
- 家族がいるんで、転職や起業みたいな思い切ったことはできない
- 今の給料がなくなるとローンが返済できない
- 残業代がないと毎月の生活だけで手一杯
家に早く帰ると、家族からもっと働けって言われる始末。けど、会社は残業代をくれません。。
「じゃあ、副業で稼ぐしかない!」ってことになります。
この記事では、同じ境遇のサラリーマンの人に、副業選びのポイントを解説します。
- 中堅サラリーマンの人
- 会社をやめたくても、辞めれない人
- これから副業をはじめる人
副業選びのポイント
下の表は、30~50代の男性が今おこなってる副業・副収入の調査結果をまとめものです(2018年集計)
上から順番に人気がある副業です。
サラリーマンが副業を選ぶポイントは、5つです。
- お金がかからない
- リスクがない
- 時間に拘束されない
- そんなにスキルが必要ない
- コストパフォーマンスが高い
それぞれの副業を、この5つで評価してみます。
○:メリットが大きい ×:デメリットが大きい △:どちらもある
副業 | お金 | リスク | 時間 | スキル | コスパ |
---|---|---|---|---|---|
アンケートモニターやポイントサイト | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
株式や金融商品、仮想通貨への投資 | × | × | ○ | × | ○ |
ネットオークションなどの物の売買 | × | △ | ○ | △ | △ |
マンション、不動産の経営 | × | × | △ | × | ○ |
コンサルティングや講演 | ○ | △ | × | × | △ |
ウェブコンテンツやアプリ製作 | ○ | ○ | ○ | × | △ |
ハンドメイド商品の製作・販売 | △ | ○ | ○ | × | △ |
雑誌やウェブの記事を書く | ○ | ○ | ○ | △ | △ |
ブログやメディアを運営 | ○ | ○ | ○ | △ | △ |
それぞれの副業にメリット・デメリットがありますので、詳しく説明します。
1位:アンケートモニターやポイントサイト
ネット上のアンケートに回答することで収入を得る副業です。
パソコンやスマホを使って、ゲームをしたり、アンケート回答でポイントが貰えます。
貯めたポイントをAmazonのギフト券やiTunes・GooglePlayのギフトコードと交換することができます。
Amazonギフト券があれば、お金をもらうのと変わりませんよね^^
- 初期投資が不要
- 特別なスキルもいらない
- 途中でやめても、稼げなくても問題なし
- すきま時間にいつでもできる
1番人気なのも納得です。
利用できるサイトは、色々ありますが、複数登録して収入の窓口を広げるのが一般的。代表的なサイトだと、
このあたりを登録しておけば、間違いないと思います。
この副業のデメリットは、コストパフォーマンスが高くない点です。アンケートの回答などにかかる時間に対して、もらえるポイント=お金が高くありません。
時給に換算すると、かなり低いです。(上手い人はいるかも知れませんが、僕の体感だと100~200円じゃないかな^^;)
将来的に副業の収入を大きくしたいと考えてる人は、別の副業も視野に入れた方が良いです。
逆に、すきま時間にちょっとだけお小遣いを増やしたい人には、もってこいです。
2位:株式や金融商品、仮想通貨への投資
株式への投資は、副業の王道とも言えます。世の中のお金持ちはみんな証券口座を持っていて、株式の資産運用で大きな富を築いてます。
ただ、それなりの収入を得ようとすると、大きな金額と、知識(スキル)が必要で、投資に伴うリスクも大きくなります。
Fxや仮想通貨の取引が人気ですが、ハイリスク・ハイリターンで、ちょっと手が出ません。月1万円の小遣いじゃ、初期投資の費用もありません^^;
ただ最近だと、少額からでも株式投資できるサービスもあります。
- 楽天証券なら500円から投資可能(楽天ポイントも使える)
- SBIネオモバイル証券なら1株から投資できます(Tポイントが使える)
副業というよりは将来に対する備えの役割が強いです。
楽天証券の口座開設手順はこちら
SBIネオモバイル証券の口座開設手順はこちら
3位:ネットオークションなどの物の売買
品物を安く購入して、利益をのせて転売する方法。せどりと呼ばれることもあります。
Amazonや楽天など、期間限定で安売りしてるもののありますし、同じ値段で売ったとしてもポイント分が利益になったりします。初心者でも分かりやすい副業で人気があります。
- 購入するための資金が必要なこと
- 在庫が発生すること
- 荷造り・発送の作業があること
- タイミングが大切なこと(良いものは早いもの勝ち)
- 間違った買い物をすると負債になる(在庫が売れない)
買い物上手じゃない僕が敬遠した理由です^^;
ネットショッピングが好きな人には、良い副業だと思います。
いまではAmazon、楽天でも売ることができるので、手軽に始めることができます。
4位:マンション、不動産の経営
マンションやアパートを購入して、入居してもらい、家賃収入を得るモデルです。
大きな資金と、知識、経験が必要な分野。素人サラリーマンは手を出さない方が無難です。良い物件だと騙されて不動産を買わされる詐欺まがいのニュースをよく見ます。
普通のサラリーマンの副業には向かない分野だと思ってます。
スキルが必要な副業
- 5位:コンサルティングや講演
- 6位:ウェブコンテンツやアプリ製作
- 7位:ハンドメイド商品の製作・販売
どれも一定のスキルがないと成功しない副業です。知識・経験ゼロのサラリーマンがやるにはハードルが高い。
いまから覚える労力と時間は、別のことに使いたくなります。
もし、いまの仕事で身に付いてるスキルが活用できる人、趣味でやってるなら最適だと思います。製造業で働いてる僕には無縁のスキル達でした。。^^;
8位:雑誌やウェブの記事を書く
ネット上のサイトや雑誌に掲載する記事の依頼を受けて、記事を書き、発注者に納品して収入を得るモデルです。ライターと呼ばれる仕事。これを本業にしてる方も多数います。
受注から納品までをメールなどで行うため、時間に縛られないで、在宅ワークできるのが魅力です。
発注する企業と自分の仲介をしてくれるサービス(クラウドソーシングと呼ばれます)も充実してるので、素人でも気軽に始めることができます。
大手クラウドソーシングに登録すると、多くのライティング案件が募集されてます。
デメリットは「実績がないと、時給が低い」点です。
1文字0.5円だと1,000文字で500円。依頼された記事を1,000文字書くのは結構時間がかかります。
30分で書ければ時給1000円だけど、2時間かかったら時給250円。自分次第のところがあります。
ただ、継続することでライティングスキルは自然と身につき、実績をかさねることで、1文字1円や1.5円と単価が高い仕事を受けることもできます。
最初は収入が低くても、スキルをあげ、実績を作り、徐々に大きくしていくタイプの副業です。仲介サービスは大手3社に登録しておけば仕事選びには困りません。
ライティングだけじゃなく、動画編集や単純なデータ入力など、在宅ワークの仕事が沢山あります。
発注依頼の中にも怪しいものがあります。あまりにも時給が高かったり、高額な報酬が書かれてるものは疑って下さい
9位:ブログやメディアを運営
ネット上に書いた自分の記事を読んでもらい、収益を得るモデルです。ブロガーと呼ばれます。
8位のライターとの違いは、発注者はおらず、自分でサイトを運営してる点です。このため、決まった収入が約束されていないというデメリットがあります。
サラリーマンの副業には、ブログが最適だと思っています。
なんのスキルもない状態からでも、これまでの知識を活かして挑戦できます!
スキルゼロからのブログ運営は、下の記事で詳しく解説してます。読んで頂けると嬉しいです。
人気の副業1位から9位までを紹介しました。
副業は自分にあったものを選ぶことが大切ですが、もう一つ、その副業が労働収入なのか、資産収入なのかも大切だと思ってます。
その辺りを次で説明します。
労働収入と資産収入の違い
自分の労働時間をお金にかえて得られるお金。会社での仕事、コンビニでのバイトが該当します。
自分の労働時間とは関係なく、収入を得る仕組みを作って、そこから発生するお金です。株式の配当金や不動産の家賃収入などが該当します。
資産収入の魅力は、働かなくても収入が見込める所です。そのため、成功すれば収入に上限がありません。
副業 | 労働収入 | 資産収入 |
---|---|---|
アンケートモニターやポイントサイト | ○ | |
株式や金融商品、仮想通貨への投資 | ○ | |
ネットオークションなどの物の売買 | ○ | |
マンション、不動産の経営 | ○ | |
コンサルティングや講演 | ○ | |
ウェブコンテンツやアプリ製作 | ○ | |
ハンドメイド商品の製作・販売 | ○ | |
雑誌やウェブの記事を書く | ○ | |
ブログやメディアを運営 | ○ |
人気の副業で、普通のサラリーマンができる資産収入型はブログ運営だけです。いま時点ではなく、少し先の未来を見据えたとき、僕はブログ運営が良いと思い、始めました。
人気の副業に入ってませんが、Youtubeへの動画投稿もブログと同じで資産収入です。
テキストコンテンツがブログ、動画コンテンツがYoutubeです。
動画時代に向かってるいまだと、これから始めるならYoutube動画も大きな魅力があります。
副業禁止への対策
政府は、副業を解禁して推奨してるけど、まだまだ副業禁止の会社は多いと思います。
会社が、副業を禁止する大きな理由は、2つ。
- 本業に支障がでることへの懸念
- 情報漏洩のリスク回避
僕は、この2つの守っていれば、副業はOKだと判断してます。
会社の言うことを守っても、会社は将来を補償してくれません。自分が損するだけです。
世の中の流れが、副業推進なので、そのうちどの会社でも解禁されるはず。ちなみにうちの会社も副業禁止ですが、気にしてません(気にしてる場合じゃない^^;)
ただ、副業してることを公開するのは良くないです。
- 本業の失敗を全て副業のせいにされる
- まわりの人の妬み(ねたみ)を買う
人間の嫉妬(しっと)にはすごいパワーがあります。無益な争いを避けるためにも、黙って静かに副業しましょう^^
税金の対策と、自分が言わなければ、バレることはありません。僕も2年以上やってますが、まったくバレてません。
税金についても、年収が20万円を超えなければ、申告しなくて大丈夫です。(月1万6000円)まずは副業を始めてみて、軌道にのってから考えても十分間に合います。
まとめ:おすすめはブログ
- これからの時代、副業なしで生きていくことは難しいです。
- サラリーマンに人気の副業を9つ紹介しましたが、自分に合ってる副業を見つけることが大切です。
- 僕のような家庭持ち、そんなにお金がないって人は、ブログをおすすめしたい。
- 安定した収入を得るまでに時間はかかりますが、資産収入型の副業です。
- 時間をかけて育て、成長させることで、大きな富を生んでくれる可能性があります。
- 副業を会社の人に言わない。副業の年収が20万円を超えてから税金を考えれば、副業がバレることはありません。
- まずは一歩踏み出すところから始めてみませんか^^
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m