「一瞬で人生を変えるお金の秘密」と銘打たれた【happy money】という本を読んでみました。お金に興味がない人っていませんよね(^^
僕もこれまで散々ムダ使いをしてきました。そして、最近まで「お金」というものを真剣に考えたことがありません。
会社員してると、毎日決まった時間に会社に行って、仕事して、帰る。その繰り返しで、お金が自動的に銀行に振り込まれます。
実際、現金を見ることもなく、給料明細も電子化されてる時代です。徐々にお金のありがたみを感じることが少なくなってます。
お金をもらう「ありがたみ」を感じないので、お金を使うときも「ありがとう」という気持ちはありません。この「happy money」は、お金の大切さをあらためて教えてくれた1冊になりました。
- お金がないと感じてる人
- 幸せになりたい人
- ギャンブルが好きな人
happy moneyってなに?
本の冒頭から「あなたのお金は笑ってますか?」という本田さんの体験談から始まります。
- 笑ってるお金は、happy money!
- 悲しんでたり、泣いたりしてるお金は、Unhappy money!!
最初から「???」です(^^;
お金はあくまでもお金で、笑ったり、泣いたりはしませんよね。理系出身の僕からすると、スピリチュアル的な本なのかな?と最初思いました。最終的に、壺か印鑑を買わないといけない系の本かと。
でも読み進めていくと、そんな疑念はなくなります。happy、Unhappyは、お金を使う人の感情を表した言葉として使われてます。
- 感謝して使われるお金:happy money
- いやいや使うお金:Unhappy money
過去の僕を振り返ると、お金はいやいや使うことの方が多かった気がします。お金を払うとき、なかなか「ありがとう」って気にはならなかった自分が居ます。
ギャンブル(パチンコ)してるときも、お金に対する「ありがとう」の感覚はありません。負のオーラでいっぱいです。
確かにギャンブルしてるときの負の連鎖はすごく感じてました。
自分以外の人にも迷惑がかかってきます。まさにUnhappyがUnhappyを引き寄せる体験を僕はしてます。理論的な根拠は分からないまでも、それなら逆にhappyはhappyを呼ぶかもと思えた理由です。
このブログもそうですが、まずは実践してみないと何も始まりません。感謝してお金を使っていくことが、happyを呼ぶのか?自分で検証します^^
happy moneyの作り方
お金を使うときに感謝することは、心の持ちようですが、この本では10個の具体的な方法を紹介してます。
- お金を寄付する
- 友人にお金をあげる
- 友人に贈り物をする
- プラスαを提供する
- 請求された額より多く支払う
- クライアントや上司に、贈り物を送る
- お金を受け取ったら、素直に喜ぶ
- お金を使うとき、相手の幸せを祈る
- 好きな人、お店から買う
- 全てに感謝する
この中で、今の僕が共感できた方法は、①⑦⑧⑨⑩の5つです。
感謝の気持ちは金額ではないと思うので、できそうです。そんな大きいことはできませんが、レジでお金を払うとき、募金箱を見たら、財布に入ってる小銭を入れることから開始。
これまで気にしてなかったけど、コンビニのレジには必ず募金箱があります^^
直接お金を受け取ることは少なくなりましたが、会社仲間などで食事に行ったとき、上司や先輩がおごってくれることはありますよね。
これまで「いいですよぉー」って遠慮してましたが、最近は素直に「ありがとうございます」って言うようにしてます。
すると、嬉しそうにお金を払ってくれて、みんながhappyになれることに気付きます。
この発想は今までありませんでした。だいたいお金を払う相手は、知らない人が多い。相手を気にかけて品物を買ったりしてませんよね。
あまり難しく考えないで、お金を払うとき、心の中で「ありがとう」って言うことから始めてみます。
これもちょっとUnhappyな心当たりがあります。
最近は、ネットで何でも購入できます。商品のさわり心地を近所のお店で確かめてから、安いネット通販で購入することがあります。
自分のお財布事情と相談のところもありますが、なるべく近所のお店で買うように心掛ける必要があります。お店無くなると困りますもんね。
心の中で、「ありがとう」というだけなので、すぐに実践できます。ちょっと意識してないと忘れてしまうので、習慣化するまでは少しかかりそうです(^^;
その他の5つは、自分の経済力がかなり安定してないと難しい気がしました。まず自分にできることからスタートです。
お金で幸せは買えるの?
この本の教えは、
お金で幸せは買えない。しかし、お金があれば、間違いなく、人生におけるある種の問題を取り除いてはくれる
です。
「お金がなくても、愛があれば幸せ」という言葉も聞いたことがあります。でも、生活してると、お金がないと生きていけないことはみんな知ってます。
お金で幸せは買えないけど、お金があれば人生が豊かになります。人生が豊かになれば、それは幸せを感じれることだと思います。
僕の結論は「お金がないと幸せにはなれない」です。
でも、ここでお金が【ある・ない】はどうやって決まるのか?という疑問がでてきます。お金が【ある・ない】は、その人の生活レベルでだいぶ違ってきます。
街のアンケートで、「あなたはお金持ちですか?」と聞いて、「はい!」って言う人はまず居ないですよね。
みんな自分よりお金を持ってる人を見て、自分はその人よりは持ってないと感じてるんじゃないでしょうか。
月収100万円稼いでいても、ムダ遣いして貯金がなければ、その人は幸せを感じてないはずです。
この本でも、お金の額ではなく、お金をどのように使うかが大切と教えてくれます。本の中で、世界で最も一番幸せな国として、「ブータン」が紹介されてます。
ブータンの人々は質素な生活をしていて、僕がその生活を見ても、幸せだとは感じません。
でも、ブータンの人は「家族がいて、仕事があって、家がある、これ以上幸せなことがありますか?」と逆に聞いてくるそうです。
幸せの定義は、人それぞれ違います。
今の生活をあらためて見返して、僕は十分に幸せなんだと気付かされました。
まとめ
- お金を使うとき、もらうとき、「感謝」することで、お金がhappy moneyになります
- happy moneyは、happyを呼び込む力があり、自分の周りが自然とhappyで満たされます
- happy moneyを呼び込む具体的な方法が10個あります。まずは「募金」がおすすめです^^
- お金で幸せは買えませんが、お金があれば人生は豊かになります
- 人生が豊かになれば、幸せを感じれると思います。やっぱりお金は大切です
- でも、幸せの定義は人それぞれです。自分にあった幸せを見つけることが大切です
- この「happy money」は、そのきっかけを与えてくれます
この本に出会えたことに感謝したいと思います。ありがとうございました^^