会社で仕事してると、多くの時間が資料作りだったりしませんか^^;
1時間のプレゼンに、10時間、20時間とかけて、こった資料を作ったりします。
わかりやすい資料を作るのは大切ですが、資料作りが仕事になっては本末転倒。
ムダな時間だとわかっていても、相手が納得するには、それなりの構成や流れ、説得力が必要です。ただ、時間をかけて作っても、
って言われたことありませんか?
僕は結構言われるんですよねぇ・・・^^;
最近は、パワーポイントやExcelで簡単に資料や表、グラフが作れます。
数年前は字だけの資料に、絵や図が加わっただけで良かったんですが、みんなそれに慣れてきました。
こんなグラフを入れてるだけで、なんとなく立派な資料に見えてました。
ただ、グラフに慣れた人は、絵や図に、なんの意味があるのか?を聞きたくなります。
上のグラフで言いたいこと、なんだと思います?
- docomoのシェアが1位?
- 格安SIMのY!mobileが頑張ってる?
- 大手3キャリアがスマホシェアの大半を握ってる?
上の3つは、どれも言えそうです。
でも、言わなければ、気付かないかも知れません。そして、視覚的にdocomoよりauの方が多いようにも見えて、誤解を与えます。
結果的には、相手になにも伝わらないグラフになってます^^;
この記事ではグラフを作るときに役立つ3つのポイントを紹介します。
3分で読めますので、さっと目を通してもらえればと思います^^
- プレゼン資料を作り始めた新入社員
- プレゼンの説明がスムーズに進まないと思ってる人
- 資料作りに時間がかかる人
グラフ作りに役立つ3つのポイント
- メッセージを入れる
- 情報を入れすぎない
- グラフはなるべく使わない
メッセージを入れる
まず最初に考えないといけないことは、「なにを伝えたいか?」です。
見ていて分からないグラフって、だいたいデータをそのままグラフにしてます。取り敢えず貼ってみた!?的なグラフです。
必要なのは、伝えたいことの納得材料としてグラフを入れること。
伝えたいことが変わると、グラフの作り方も変わります。
docomoのシェアが1位!を伝えたい
domocoに目が行くように視覚化します。1位を表すのは棒グラフの方が効果的。
「格安SIMでは、Y!mobileが1位」を伝えたい
格安SIM会社(MVNO)に注目します。メーカー数が多いときなどは、横向きの棒グラフが見やすいです^^
大手3キャリアがスマホシェアの大半を握ってる?
Y!mobileをMVNOの中に入れます。
伝えたいことに沿って、生データの表を自分なりのグラフに作り変えます
情報を入れすぎない
一旦、グラフを作ったら、次にシンプルにできないか?を考えます。
作り手からすると、あれも、これも、と情報を入れたくなりますが、情報過多は逆効果。
先程紹介した「大手3キャリアがスマホシェアの大半を握ってる?」のグラフでも伝えたいことは、大手キャリアと格安SIM会社の比率。
であれば、グラフは少しシンプルにできます。
「格安SIMでは、Y!mobileが1位」を伝えたいグラフも少し考えてみます。
ここで伝えたいことは、「格安SIM会社を人気の上位から選びたい」ということ。
全ての格安SIM会社の料金プランを比較するのは大変なので、ちょっと絞り込みをしたい。
そんなとき、1%未満の情報は必要なくなります。
グラフは、伝えたいことだけの情報を入れます。そのために不要なものはまとめたり、カットしてシンプルにします。
グラフはなるべく使わない
資料を作るとき、ついついグラフを入れたくなりますが、要らないグラフはいっぱいあります。
なんとなくグラフがあった方が、格好良いなぁ~という感覚はすごくわかります^^
- プレゼン資料のページがかせげる
- インパクトのある資料にしたい
- 分析能力があるように見える
- 仕事をしている感がでる
でも、聴いてる人は、納得できる結論を知りたいだけだったりします。
グラフにするのは誰にでもできる時代になりました。
いま大切なのは、グラフから何を読み取って、なにを考え、どんな結論に至ったのか?です。
グラフを使わないことを意識して、必要なところにだけ、シンプルなグラフを入れると、説得力がでてわかりやすくなります。
まとめ:グラフは使わない
メッセージを入れる
- グラフを作る前に、なにを伝えたいかを考えます
情報を入れすぎない
- 伝えたいことにあった情報だけでグラフを作ります
グラフはなるべく使わない
- 本当に必要なところにだけグラフを入れます
資料作りで残業ばかりしていた昔の自分に向けた記事でした^^;
それでは、今日はこの辺で。m(_ _)m