そう思うことって、ありませんか?
長く会社勤めしていて、最近よくそう思うことがあります。働き方改革の推進で、残業時間が抑制され、有給休暇の取得が義務付けられてきました。
家族と過ごす時間も増えますし、副業する時間もできる。
困るのは、仕事の量は減らされず、人は減っていくという現実。
結果的に、仕事する時間は減ってるのに、やらされる量は増えてます。
そうすると、上の方からは「もっと仕事の効率を上げろ!」って指示が出ます。でも、仕事の効率なんて、そんなすぐに上がるはずもなく。。
みんな休憩時間を削ったり、無口で仕事に没頭したりして、なんとかしようとする。まわりの人達と会話する時間なんてないんです^^;
コミュニケーション不足って、そんな現実から生まれてる問題だと思ってます。
一昔前なら、仕事終わりにお酒の力を借りてのコミュニケーションもあったと思いますが、今はそんな時代じゃありません。
お金もないし、自分の時間は有意義に使いたい。
雑談のある職場は、空気が違います。ちょっとした笑み(えみ)、笑い(わらい)があります。
コミュニケーションを取ろうなんて、大層なことは考えなくても、雑談してればコミュニケーションしてるのと同じです。
ここでは、雑談の魅力について紹介していきます。
- 職場の空気が重いと感じてる人
- もうちょっと仕事場に会話が欲しい人
- コミュニケーション不足を何とかしたいと思っている人
雑談の魅力って、なに?
雑談の魅力は、大きく4つです。
- 精神的な安定が得られる(ストレスが減る)
- 思ってること(ホンネ)が言いやすくなる
- 仕事の効率が上がる
- ◯◯ハラスメントが起きにくい
ストレスが減る
人は話しを聞いてもらってるだけでストレスを発散できます。
仕事とまったく違うことを考え・話すだけで気分転換にもなります。
何気ないことを、気軽に会話するだけでOK!
- ただ、しゃべる
- ただ、相槌する
- ただ、聞いておく
それが雑談です^^
一言も喋らない職場って、ちょっとピリピリしてて、コワイですよね。仕事以外の言葉が聞こえてくると、ちょっと安心します。
お前、しゃべってないで、仕事しろよ!
って思われる、ちょっと手前でやめるのがコツです^^
思ってること(ホンネ)が言いやすくなる
雑談に意味はありません。
意味がないんで、ウソをつく必要もありません。
自然と、ホンネでしゃべるようになります。
その効果は仕事の話でも発揮されます。
普段、雑談してる人と仕事の話をしてても、同じ感覚で会話できるのです。
ホンネで話すことに抵抗がないんで、ちょっとしたウソや見栄のようなものがなくなっていきます。
- 仕事が遅れてれば、ヘルプコールもでます。
- 仕事で失敗してても、早めに処置できます。
結果、仕事が円滑に進んでいきます^^
仕事の効率が上がる
仕事は1人でやるより、チームで取り組むことの方が多いです。
僕の場合、中間管理職のようなことをしてますが、チームメンバーは5人。
まったく知らない人5人で仕事するのって難しいですよね^^;
やはり性格や好み、趣味なんかをしってる間柄の方が、円滑に仕事がはかどります。
- 人には得意、不得意が必ずあります
- 得意なことは、得意な人にお願いする
それだけで仕事の効率は格段に上がります。
そして、その行動を繰り返してると、みんな自分の役割が分かってきます。リーダーが指示しなくても、自然と動いてくれる、考えてくれるようになります。
雑談は、気心を知れる最初の1歩になってくれます^^
◯◯ハラスメントが起きにくい
今の世の中、なにかにつけてハラスメントが起こります。
セクハラ・パワハラ・マタハラ、、、いろいろです。
ハラスメントに発展するポイントは、2人の関係性です。信頼関係がある間柄に、◯◯ハラスメントって起きません。
ただ信頼関係って、そんなに簡単に築けるものじゃない。毎日の積み重ねで、人間関係を築けてきたか?が大切。
雑談は、気心を知れる第1歩、その気心の積み重ねが信頼関係になっていきます^^
雑談って、どうやれば良いの?
雑談の定義は「特にテーマを定めないで気楽に会話すること」
改まって準備することなんてありません。その場の雰囲気作りが全てです。
和やかな雰囲気があれば、話は勝手に口から出てきます。なんか、話さなきゃ・・・。って構えることもありません^^
僕が大切にしてる雰囲気作りは3つです。
- 定期的に席替えする
- 机にお菓子コーナーを作っておく
- チームに女性を入れる
定期的な席替え
最近、自分の席が決まってないフリーアドレスの会社も増えました。でも、うちの会社はまだ固定の席。組織変更でもない限り、自分の席はいつも一緒。
僕の職場では、1年に1回席替えをするようにしてます。
社会人になってからの席替えは、結構新鮮。小学校時代を思い出します^^
仕事の話をするにしても、ちょっと離れてたりすると、1人を飛び越して会話したりします。その声は、嫌でも耳に入りますよね^^
2人で会話してるつもりでも、チーム全員が知ることになる。
自然とチーム内に情報が共有されていきます。
同じ会社に勤めてる人の仕事話で、まったく関係ない会話ってありません。「まったく知らない」くらいなら、ちょっとうるさくても、「知りたい」って思うのが人間です^^
お菓子コーナーを作る
お菓子は最強のコミュニケーションツールです^^
仕事してると、お昼前の11時、定時前の16時、残業時間の19時にお腹がへります。
クッキー1枚、せんべい1枚、チョコレート1個が食べたくなる。そんなとき、誰でも食べていいお菓子エリアが机の上にあったら、みんな集まります。
黙って取っていく人はいません。
雑談の雰囲気作りなんて、そんな一言で十分です。
そのうち一言が二言、三言となっていきます^^
チームに女性を入れる
男性ばかりのチームは、やっぱりちょっとむさ苦しいですよね^^
これは経験則ですが、女性がいる職場といない職場だと、雰囲気が全然違います。男のだらしなさは、ちょっと控えめになるし、雑談も増えます。
女性が大切っていうのは、僕の持論です。m(_ _)m
まとめ:雑談がコミュニケーションを円滑にする
雑談には大きな魅力があります
- 話をすることで、ストレスがやわらぐ
- ホンネで話すことに抵抗がなくなる
- チームメンバーの気心が知れる
- 信頼関係が作られる
雑談をするための雰囲気作り
- 席替えをしてリフレッシュ
- お菓子を食べて、気軽にお話
- 女性を入れて活性化
コミュニケーションなんて、大層なことは考えなくても、雑談してればOK!
気軽な会話でチーム力を高めていきましょう^^
それでは、今日はこの辺で。m(_ _)m