特に人生に迷ってる訳じゃなかったけど、何気なく手にとって、最初の1ページで引き込まれてしまった本(^^;
著者の永松さんは「心のブレーキ」は「ムダな考え」だと教えてくれます。何か行動を起こそうとすると、それを邪魔するものがでてくる。
僕にも、すごく身に覚えがあります。
- 会議で自分の意見や質問が、なかなか言えない。
- 困ってそうな人がいても、見てみないフリをする。
面倒なことには、なるべく関わらないようにしてる自分がいます。
長く生きていると、色んな経験をして、自分を守る術(すべ)も身につけます。危険察知や、危険回避といったものです。
でも、それが足かせになって、行動が鈍くなってることは否(いな)めない気がします。経験の浅い子供は、すごく行動力があります。でも、ケガもよくする。
過去の経験を活かすことは大切。でも、そこから余計な経験や考えだけを手放していくと人生の迷いは少なくなる。そんな方法を、24の手紙として紹介してる1冊です。
どの手紙も、僕に宛てられて書かれたように感じて、心に染みました。(^^
- 他の人の目が気になる人
- いつも我慢してる人
- 謙虚なことを美徳と考えている人
何から捨てれば良いのか?
本の中で24個の具体的な方法が紹介されてます。
とても、いっきに捨てることなんて出来ませんよね^^
永松さんも、自分に合うもの、共感できるものを1つ1つ徐々に捨てていけば大丈夫と言ってます。
1つでも捨てることができれば、これからの人生は大きく変わってきます。
僕が最初に捨てようと思えたのは、
【第一の手紙】
人の目を気にするのを、そろそろやめにしないか?
です。
人の目を気にするのを、そろそろやめにしないか?
これは子供のころから、ずっと思ってた心のブレーキです。
はっきりと記憶にありませんが、小学生の高学年の頃から、すでに「ムダな思考」になってた気がします。
先生が、「この問題、分かる人ー?」と聞いた時、なかなか手を上げれない。
- 「間違ったら、どうしよう。」
- 「みんなに笑われたら、どうしよう。」
色んな感情が沸き起こります。他人の目を気にすることほど、疲れることってありません。
自分の人生を他の人が進めてくれる訳じゃありません。他人がどう思おうが関係ない。くらいの気持ちの方が楽です。
影で悪口を言われようと気にせず、自分が思った道を進む。そのことを気付かせてくれます。
残り23の手紙
残りの手紙は、本を手にとって読んで頂ければと思います。必ず、あなたに宛てられた手紙があります。
手紙の題目だけ紹介しようと思いましたが、23個はちょっと多いので、僕が2番目、3番目に捨てる「ムダな思考」を紹介します。
第10の手紙:完璧を求めすぎていないか?
この手紙には、僕の口癖にしてる好きな言葉が出てて、驚きました。
その言葉は、「ま、いっか。」です^^
すごく適当な言葉なんですが、これを口にすると気持ちがラクになります。体の力が抜けるというか、リラックスできるというか。
「もう1回やろう!」って気になります^^
「ま、いっか。」はオススメです!
第3の手紙:自分の意思を大切にしているか?
自分の直感は、大切にした方が良いことを教えてくれます。
僕も自分の第一印象は、大切にしてます。
初対面の人でも、なんとなく自分に合いそうか、そうでないのかは第一印象で分かりますよね。そして、その第一印象は、そんなに間違ってないことが多い。
この本では、
- 「ふと、思うことがある。」
- 「ふと、どこかに行こうと思った。」
そんな「ふと」を「ハッピーサイン」と言っています。
直感は、これまで自分が歩んだ経験が生み出した素晴らしいものなんで大切にしましょう。
まとめ
この本【人生に迷う君に送る24の手紙】は、1つの手紙が10ページ前後になっていて、すごく読みやすい本です。
本を読むのが遅い僕でも、3時間くらいで読み終わりました。面白かったんで、時間を忘れて読んでました。
これからの人生を豊かにしてくれるヒントが詰まった本ですね。人生に迷ってない人にも読んでほしい1冊です。書店で見つけたら、1~3ページ目までを読んでみて下さい。
多分、買いたくなると思います^^